日々の生活の中で働くことは大きなウェイトを占めていますが、
仕事とは何なのでしょうか?
働くのはどういうことなのでしょうか?
私たちはお金を得るために、生きるために仕事をする必要がありますが、ここでは仕事とは何か?を考えたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
仕事とは何か?働くとは?社会での役割を果たすこと
(出典「photoAC」)
まず私たちは生きていくため、食べていくためには働かないといけません。
当たり前のことですが、自然に生きる動物も常に食べ物を探し続ける必要がありますし、
私たち人間も文明を築いているとはいえ、食べなければ生きていけないことに変わりはありません。
自然に生きる動物が常に食べ物を探しているように、私たち人間の祖先も同様の暮らしをしてきました。
人間は群れで生活してきたと思われますが、その群れの中ではそれぞれの役割分担があったはずで、
ある人は食糧を得るために狩りに行き、ある人は子育てや家事など家の周りのことをする。
それぞれが充分に役割を果たすことで、その群れの存続が図られてきたと想像します。
仕事はまさにその役割を果たすことで、一人一人がしっかりと役割を果たすことが群れの存続には重要だったはずです。
現在では人間社会は高度化されて仕事は分業化されていますが、人間社会全体という群れの中での役割分担があり、その役割を果たすことが仕事と言えます。
仕事とは何か?責任を背負う立場になること
(出典「photoAC」)
また社会での役割を果たすためにも、与えられた役割を一人前に果たすことも求められます。
一定期間の未熟な期間はあるとしても、求められる役割は一人前の役割ですし、
一人前の役割を果たすためには、その裏付けとなる技量を自分で身につける責任があります。
自分の職業や肩書が一人前の役割を果たす訳ではありませんし役割を果たすのは本人自身で、一人前の技量を身につけることは周囲からの評価を得るためにも必要なことになります。
またミスがあればその責任を自分が取ることも必要ですし、仕事は一人前としての責任を背負う立場になることと言えます。
仕事とは何か?基本・基礎の重要性~細かなことを抑えていく必要があるもの
(出典「photoAC」)
また仕事は勉強やスポーツと同じように、基本的なことや細かなことを抑えていく必要があります。
勉強でも以前に教えられていることが分からないことから、その後の勉強がつまづいたことはあるかもしれませんが、
仕事でも基本的なこと、細かなことを一つ一つ抑えておかないと後でつまづく元になることがありますし、仕事が中途半端になってしまうこともあります。
また長く仕事をしていれば、いつか後輩が入社してきますし部下を抱える立場になっていきます。
その時に後輩や部下に何か質問された場合にもすぐに答えられるだけの知識や技量も求められてきます。
ですので、教えられたことはメモをして帰って復習するなど少しずつ知識や技術を蓄積することが求められますし、
少しでも疑問や不安を感じたり、分からないことがあれば質問する勇気を持つことも必要になります。
仕事では細かなことや基本・基礎を抑えていき、今の自分の仕事に対して疑問が無くなるまで穴を埋め続けていくことが必要になります。
仕事とは何か?地味なことの繰り返し 時に格好悪い場合もあるもの
(出典「photoAC」)
また世の中には華やかな職業もありますが、日常生活の中での仕事は実は地味な作業の繰り返しで、
私自身もありましたが時には仕事でミスをしてしまうこともあります。
仕事での華々しい活躍ということは、普段の仕事の中ではあまり望めるものではありませんし、
地味な作業とはいえ一定のレベルで同じ作業を繰り返せることが重要で、またミスをした場合には速やかにきちんと上司に報告する点も重要になります。
ミスをすることは格好悪いことですが人間ですのでミスを0にすることは難しいことだと思いますし、ミスをした時に隠すことなく速やかに上司に報告をして問題を大きくしないことが重要になってきます。
仕事とは何か?コミュニケーションや上下関係が重要なもの
(出典「photoAC」)
また仕事をしていれば誰かとの関わりが生まれてくるもので周りの人とのコミュニケーションも大切ですし、必要なことを伝え合うことで仕事がスムーズになる場合がありますし、
必要な一言を言わないことで反対にスムーズな業務が難しくなる場合もあります。
仕事は基本的には一人でするものではありませんので、関係する周囲の人とのコミュニケーションも大切ですし、
組織で働く場合には組織が上手く機能するためには上下関係も大切で、上司の指示に従わなかったり勝手な行動をしていれば組織に迷惑をかけることになります。
ですので組織で働くことを決めた以上は、周りとのコミュニケーションや上下関係は仕事をする上で重要なことになってきます。
また言われたことをする仕事はまだやりやすい面がありますが、
人を動かすことや人に動いてもらうこと、人を教育指導することや人をまとめることなど、人との関係が仕事では難しいと言えます。
終わりに
仕事は地味なことの繰り返しという面もありますが、お金を稼ぐものですので簡単なものではありませんし厳しいこともあるのが仕事で、
それはお金を稼ぐことに厳しさでもあり、世の中の厳しさと言えるのかもしれませんし、もしかすると自然の厳しさなのかもしれません。
また世の中は便利なものが増え進歩してきましたが、世の中がどれだけ進歩したとしても人の本質は昔から変わっていないように思いますし、
昔から人はその群れの存続のために働いてきたと思いますし、その中で集団の役に立つことが求められてきたと思いますが、仕事や働くことの本質は今も昔も変わっていないように思います。