男女平等と言われていて、
日本ではまだ女性の管理職の割合が低いと言われていますが、
女性の社会進出の後押しを政府も進めようとしています。
男女平等、
それは確かに良い響きに思えますが、
ここでは男女平等について考えていきたいと思います。
目次(複数ページに分かれた記事もあります)
そもそも男女は平等?
(出典「イラストAC」)
男女平等と言われますが、私もそもそも男女は平等ではないと思います。
それは男女だけではなく、お金持ちの家に生まれたり、そうではない家庭に生まれたり、
外見にもそれぞれの方の個性があって、誰もが平等に生まれてくるわけではありません。
また男女で言えば体の作りが明らかに違いますし、
私は男で子供が好きですが、子供を産むことはできませんし、
その点では女性をうらやましいと思います。
ただ働くという意味では、女性は妊娠して子供を生むために敬遠されやすいと言われます。
男女には違いがありますので、
そういう意味では男女「平等」という言葉は、個人的には疑問を感じますし、
まずはそうした「男女の違い」をまずは認めて、
だからどうすべきだろう?
そんな視点が今の社会には必要なことのように思えます。
男女平等から男女対等へ
先ほど男女には違いがあることを書きました。
また男女平等という言葉にも疑問を投げかけました。
それでは他に何があるのか?と問われると、
私は少なくとも男女は対等であるべきだと考えています。
男女平等ではなく「男女対等」。
それは誰もが生まれてくる性別を選べないからこそ思うことですし、
その生まれた性別のままに生きて行くしか、私たちには他に道はありません。
そうした選べない性別でいわれのない差別をされる理由はないはずだと思います。
また男と女には違いがありますので平等ではないとしても、
男に生まれても女に生まれても対等に扱われる社会。
そんな社会を目指す必要があるように思えます。
女性の社会進出を後押しするために
(出典「photoAC」)
また個人的には女性の社会進出は進むべきだと考えていて、
それは女性の経済的・精神的な自立のためにも必要なことだと考えています。
家庭での仕事も毎日のことで、休みがありませんので大変だとは思いますが、
家庭の中で専業主婦として働くことは、「経済的には」自立していないことになりますし、
そのために家庭内での女性の立場が弱くなることもあります。
家庭内での暴力(DV)を受けていても、
経済的に自立できていないと、そうした環境から離れにくくなることもありますし、
それが女性の心だけでなく、子供の心にも悪影響を及ぼすかもしれません。
(中には男性が受けるDVもありますが。)
また一旦家庭に入って仕事から離れてしまうと、
どうしてもキャリアアップに関する技術の蓄積が難しくなり、
いざ仕事を見つけようとしても、良い職業を見つけることが難しくなることもあり、
それが貧困家庭を生み出しているという指摘もありますので、
健全な精神を育むという観点からも、
女性の社会進出や経済的・精神的な自立は必要なことだと思います。
ただ女性の本人の意思として専業主婦を選ぶという場合には、
もちろんその選択は受け入れられるべきだとも思います。