自分を変える方法 自分を変えるために必要な考え方とは?

自分を変えるためには?必要なのは捨てる感覚

勉強やスポーツ、仕事をする場合には、

まず基本的なことから学んでいき、知識や技術を積み重ねていくと思います。

そうした方法は「積み上げ方式」と言えるかもしれません。

頭や体は知識や技術を蓄積して成長させることができますし、

そうしたパターンを学校でも学んできたと思います。

ただ私自身の感覚ではありますが、自分を変えるという精神的な面での成長という場合には、

勉強やスポーツのように積み上げていく方法では、人は変わらないように思います。

心を一つの入れ物と考えると、そこに入るものは一定で、

自分を変えようとする場合には、今ある自分の心にある何かを捨てないと、

新しいものが入ってこないイメージがあります。

ですので変わろうと思う場合には、今ある自分に「何かを加えて」変えようと思うのではなく、

今の自分の中にある「何かを捨てよう」という感覚が必要だと思います。

勉強でもスポーツでも仕事でも、知識や技術を得ることを教えられますが、

心の成長という場合にはそれは当てはまらず、「捨てる感覚」を持つ必要があると思います。

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自分を変えるためには?問題意識と自分で気づくこと


(出典「photoAC」)

これまで書いてきたように、自分を変えようとすると、

つい知らず知らずのうちに起こしてしまう行動を変える必要がありますが、

そんな無意識に起こしてしまう行動まで変えようとすると、

まずは自分自身に対する問題意識を持つ必要があります。

自分には問題がないと思っている限り、そもそも自分を変えたいとは思わないはずですし、

そのため自分が変わることもないはずです。

ですので自分に対してどこか否定的な目を持つことが、自分を変えるためには必要なことだと思いますし、

自分に対して否定的な目を持てる人の方が、変わる可能性があると思います。

(ただ全てにおいて自分に対して否定的なのは偏りすぎな気はします。

 自分に対する肯定と否定の、バランス感覚が大切だとは思います。)

今このページを読んでいる方は、すでにその問題意識はあると思いますが、

一度きりの人生ですので、自分の心にきちんと向き合って悩むことは、とても良いことだと思いますし、

私自身も若い頃から悩んできました。

悩むことは、どこにあるか分からない答えを自分なりに探すことですので、

悩んでいる間は苦しかったですし、答えを見つけることも難しいですが、

もがいているうちに自分なりの答えが見つかることもありますし、

そうすると自分が変わり、周りの見え方も変わり、

それまで悩んでいたことについては、悩む必要がなくなります。

また自分を変えようとする場合には、捨てなければいけない自分の何かに対して、

自分で気づいて行動を改めるしか、他に方法はないと思います。

私の場合になりますが、他の人に言われても心の底では納得していない、なんて部分があります。

表面的に取り繕(つくろ)ったとしても、

腹の底まで納得するかと言えば、実はそんなことはなくて、

私にはそんな面がありますので、もしかすると他の人にもそうした面はあるのかもしれません。

人間は自分を元に相手を判断してしまうのかもしれませんし、私がそうだから思うのかもしれませんが、

本人が気づいて「ああ!そうか!」と腹の底まで納得した時に、

初めて人は変われるのだと思います。

終わりに

自分を変えたいと悩んで自分の心と向き合うことは、人生において大切な時間のように思います。

何か自分なりの答えを見つけることができた時、心が飛躍的に成長することもあります。

自分を変えることは難しいですので、

このページを読んだ方が、自分をすぐに変えることができるとは思いませんが、

今の自分に何かを足すことで自分を変えることは難しいと思いますし、

捨てる感覚を持つこと、という一つの方向性は示したつもりで、

私の中ではその方が自分を変えやすいと感じています。

あとはご自身で何に気づくことができるのか?

それはたった一度きりの人生において、チャレンジしがいのある壮大なテーマだと思います。

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