命とは何か?命に課された厳しい宿命や命の本質についての考察

命とは何か。

根源的なことになりますが、ここでは命とは何かというテーマを取り上げたいと思います。

命に対するテーマは重たいテーマになりますが、最後までお読みいただければと思います。

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命とは何か?命が生み出された源は?


(出典「イラストAC」)

命とは何か。

そう問われると、命とは「自然が生み出したもの」と言えるように思えます。

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地球上の自然環境だけでなく宇宙を創り出し、そして地球を創り出し、重力の法則など様々な自然界の法則を司るような存在を私は自然だと考えていて、

それは宗教でいえば「神」だと考えられています。

そんな自然=神が、生命を生み出したと私は考えていますし、

命というのは自然から一定の空間と時間を与えられただけの儚(はかな)い存在だと考えていて、

そのため人は亡くなれば自然に戻るだけではないかと思います。

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命とは何か 命に課された厳しい宿命

命の循環の掟

そんな命には、自然から課された厳しい宿命があるように思えます。

一つは命が命を奪うという「命の循環の掟」と呼べる宿命があります。

植物など、食物連鎖の最下層の生命「以外」の生き物は他の命を奪うことで、その命をつなぐことができます。

植物 → 草食動物 → 肉食動物

という流れがありますが、肉食動物も寿命が尽きれば微生物などに分解されて土に戻り、また植物を育てますが、

生命は食物連鎖を構成して命は循環することが定められていて、だから私たちは食べないと生きていけませんし、

他の命を奪うためにいつか「死を迎える」ことが宿命づけられているのかもしれません。

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生存競争の原理


(出典「photoAC」)

また命が命を奪って生きていくという環境の中で生命は進化を遂げましたが、それは「生存競争」を生み出しています。

この生存競争も自然の与えた厳しい掟の一つで、人間にとって山や川のある風景はどこかのどかな風景に思えますが、

山に入り植物をよく見れば、そこは植物の競争の現場だということが理解できます。

大きな植物の下から次々と芽を出した植物や幹を伸ばす植物がいて、

大きな植物が倒れたら、その場を奪おうと虎視眈々と狙っているように思えます。

私たち人類は食物連鎖の頂点に立ち、他の生き物との生存競争からは逃れられましたが、

蓄えることを知りそのことで格差が生まれ、またお金を生みだしたことで富を奪い合い、時に戦争を起こすという競争を余儀なくされたのは、

自然の「生存競争」の原理から人類も逃れられないことを意味しているように思えます。

ただ私たち人類は少なくとも罪のない人が多く亡くなる戦争は避けるべきですし、

苦しみには実は意味があると思いますし、競争は経済の枠組みの中だけにするべきだとも思います。

終戦の日に考える戦争とは何か 起こる理由と悲惨さと防ぐためには

苦しみには実は意味がある 苦しみの本当の意味とは

また温暖化が指摘されていますが競争は人の足を引っ張り合うのではなく、優れたものを生み出すことによって競争に勝とうとする正当な競争をすることにより、

私たちの社会で優れたものを生み出し続けることで、より良い社会を築くことが必要に思えます。

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