目次(複数ページに分かれた記事もあります)
人が生きる意味とは 仕事に見い出す生きる意味
(出典「photoAC」)
では生きる意味や生きがいについて、どうやって探せば良いのでしょうか。
基本的には自分で探すしか方法はないと思います。
またあなたがいなくなったら、困る人はいませんか?
そんな視点で考えてみても良いのかもしれません。
仕事をしていれば、あなたが急にいなくなれば、職場では他の人があなたの代わりをしなければいけません。
また代わりの人を探さなければいけなくなりますので、
あなたがいなくなったら職場の人が困ることは理解していただけると思います。
それなら、あなたは実際に人の役に立っていますし、
あなたが生きる意味は充分にあるのではないかと、私には思えます。
また小言のようになるかもしれませんが、
本気で生きる意味を見い出そうと思えば、人の役に立ってると自分で実感できるほど、
仕事に熱心に向き合うのも一つの方法だとも思います。
仕事は必要があるから存在しますし、誰かに必要とされていることは間違いないことで、
また仕事をしていれば周りに関わりのある人がいるはずで、
自分が認められることも人間は嬉しく思いますが、
他の人に笑顔になってもらえることに対しても人は喜びを感じると思います。
周りの人を笑顔にするような、周りの人に感謝されるような、
そんな仕事ぶりをすることで、生きる意味や生きがいを感じることができるのかもしれませんし、
そう考えると生きる意味や生きがいは、自らの手で作り出すものなのかもしれません。
終わりに
ここでは生きる意味や生きがいについて考えてみました。
人それぞれ様々な意見があると思いますが、私の場合には自然に生きる動物と人間の違いから考えることが多く、
自然に生きる動物に生きる意味があるのかと考えてみました。
自然界に生命が誕生して様々な進化を遂げてきて、現在では多様な種の生命が存在していますが、
生まれてきた場合にはその大いなる自然の流れの中で何かの種として命を授かりますし、それは人間でも変わりはありません。
また私たちもそうですが、なぜ自分がその種(例えば人間)として生まれてきたのか?
それも分からないままにどの動植物も生きていると思います。
そう考えると、どの動植物も大いなる自然の流れの中から、ただ生まれたから生きているだけのように思えますし、
それは人間でも変わらないことのように思えます。
そこに人が求めるような「意味」があるのかと考えると、それは無いのではないかと思いますし、
寂しい話かもしれませんが、意味があるとしても、
それは自然界の中の単なる一つの生命としての意味だけなのだと思います。
自然に生きる動物は、生き延びるだけで必死のように思えますので、
生きる意味や生きがいについて考えることも悩むこともないように思えますし、
人間は文明で豊かな暮らしを享受していますが、
その反面、生きる意味や生きがいについて考えたり悩むことはあるのかもしれません。
また人間が本能的に望む気持ちから考えると、人は愛を求めているのだと思いますし、
認められたい、愛されたいという気持ちを心の奥底では誰でも抱(いだ)いているのだと思いますし、
人に喜んでもらうことも人は喜ぶものだと思います。
そういう気持ちを満たすことで生きる意味や生きがいを人が感じるとすれば、
本気で生きる意味や生きがいを感じたいと思えば、
何もしなくても天から降ってくるものでもなく、また誰かが与えてくれるものでもなく、
自らの手で作り出さなければ、いつまでも得ることが難しいことのように思えました。
ここに書いたことは私個人の意見にすぎませんが、ここに書いたことが何かの参考になることがあれば幸いに思います。