心の豊かさとは何か 本当の心の豊かさと足るを知るために必要なこととは

物質的な豊かさと精神的な豊かさが言われますが、

精神的な豊かさ、心の豊かさとは何なのでしょうか。

そのためには「足るを知る」という感覚も必要だと思いますが、

心の豊かさを得るためには何が必要なのでしょうか。

ここでは心の豊かさについて考えると同時に、

心の豊かさを実現するため、また足るを知るために必要なことについて考えていきたいと思います。

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心の豊かさとは何か 本当の心の豊かさとは


(出典「photoAC」)

心のな豊かさは、最低限度の物質的な豊かさが必要だと思いますが、

その上で何気ない日常にありがたみを感じることができれば、精神的に豊かだと言えると思います。

何もないところに穏やかさを感じ、心穏やかに過ごす。

また何もないところから笑いや楽しみを生み出し、身近な人と楽しく過ごす。

そんな何気ない日常が、悪くはないというだけでなく、

何気ないありふれた日常に、ありがたみや幸福感を感じるようになれば、それは心が豊かなのだと思います。

そんな心の豊かさは、「こうでなければ」という条件はあまり付かないように思えます。

例えば恋人がいることが幸せだ、と考えていれば、そうでない状態は不幸せになります。

ですが天気の良い日の心地よさや、頬を伝う風の心地よさなど、

自然の与えてくれる心地よさは、日常から感じることができるはずで、

幸せの型を自分で決めてしまって、自らそこに捉われてしまえば、

そうした日常の幸せは、心が感じ取れなくなってしまうように思えます。

そういう意味では、心の豊かさは、型に嵌(は)まった幸福感に捉われていないことで、

ふとした幸せを、心が感じ取れる状態と言えるように思います。

また心が豊かであれば、人に与えることができ、人と分かち合うことができる状態だとも思います。

自分が得ること、それはもちろん大切なことではありますが、

必要以上の物を求めず、「足るを知る」感覚があれば他の人と分かち合うことは可能なはずで、

そういう意味では欲が少なく、人と分かち合うことができる状態が、心が豊かな状態だと言えると思います。

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心の豊かさとは何か 心の豊かさに必要なこととは


(出典「イラストAC」)

心の豊かさに必要なのは、多くのお金や物ではないと思います。

多くのお金や物に囲まれていれば、確かに物質的には豊かではあっても、

それでもまだ足りないと思っていれば、それは心が豊かな状態ではないと考えられます。

そう考えると心の豊かさは、単純に多くの物質的な豊かさからもたらされるものではないと思いますし、

金持ちかどうかということは、心の豊かさとは関係ないと思います。

では心の豊かさに必要なのは、人からの愛情なのでしょうか?

人は群れて活動してきた動物ですので、

誰しも、人から愛されたい、認められたいという気持ちは抱いているのだと考えています。

ただ何もしなくても愛される、認められるということはほとんどないはずで、

愛されるためには、まず人の役に立つことが欠かせないと思います。

人の役に立つこと。

そこに人生の意味はあるはずで、普段の仕事でも人に役に立っているなと自分で思えるほど、

仕事に熱を込めることも必要になるように思います。

そうすることで「自分の人生に」意味を感じ、充実感を感じることが心の豊かさにつながると考えられますし、

他力本願では満たされないのが、心の豊かさだと考えています。

(追記:愛について書いた記事はこちらです。↓)

愛とは何か。 難しいテーマではありますが、 私自身は愛を求めていると思いますし、人は誰しも愛を求めていると思います。 では...

また自分の都合や欲望に偏った状態は、悪い状態だと思いますし、

自分の都合や欲望と、他の人の都合や欲望とのバランスを取っていないと、

人から愛される、認められることは難しいと思います。

つまり愛されたいと思うなら、

まず先にやるべきことや育むべき人間性があると考えられますので、そうしたことにも力を注ぐべきだと思います。

(追記:善悪について書いた記事はこちらになります。↓)

考えてみると善悪というものは、 一個人としての善悪から、集団や組織としての善悪、 または人間社会としての善悪があると考えられます...
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コメント

  1. 八高太郎 より:

    なんとなくですが、理解できました。ありがとうございました。